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NYプラチナ相場が昨夜1,600ドルにワンタッチして戻ってきました。アジア市場では1600ドルを挟んで、午後4時現在では1590ドル近辺で推移しています。1/20の1654ドルの高値から1500ドルを割り込んで調整していましたが、昨日インドの2月自動車新車販売台数が前年同月比で43%増加の報道に動意付いた模様でした。又生産国の南アで電力公社への政府の追加融資が難しいのではの観測が背中を押していたようです。「金」も雇用統計が先週末に出て、ギリシャのソブリンリスクとギリシャ政府の財政再建策も出て、材料手掛り難の内にヘッジファンドの手仕舞いが先行していたようです。
2010年03月09日 15:59
12月3日の1226ドルの市場最高値から下落調整をしている「金」相場ですが、最大の「金」需要国のインドの輸入量がこの間にジワジワと増えているようです。最近発表になった輸入統計によると2月の輸入量は34トンと前年同月日では09年2月の7.9トンから大幅に増加している。因みに1月は37トン、12月は32トンといずれも前年を大きく上回る輸入量であった。最近はギリシャ問題などのソブリンリスク(国の信用リスク)などが、相場の頭を押さえていたが、逆にソブリンリスクで「金」に買い」向う動きが見られると市場関係者は見ている。又実需の買い(宝飾)はパタッと見られなくなったとも感想を述べている。今は実需以上に大きいのが中央銀行の買い、ヘッジフアンドなどの長期保有目的の新規の買い、欧米年金基金の継続買いなど、今までに「金」市場に経験した事のない津波が押し寄せているようだ(レポートは売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自でお願い致します)
2010年03月04日 16:25
2日のNY市場の「金」価格はファンドの買いに大幅上昇となった。NY先物価格は、この日の高値に近い1137ドルで主な取引を終了。前日比19ドル高で1月中旬以来6週間ぶりの高値に。久々に上昇した東京市場の「金」買取りの店頭は弊社も含めて今日は忙しそうです。
ワールド・ゴールド・カウンシルが発表した「金」需要のデータを記します。
年度 宝飾需要 個人投資 ETF需要 工業需要 合計
2000 3204 トン 166 トン 451 トン 3821トン
2001 3008 357 363 3728
2002 2660 340 3 トン 358 3361
2003 2483 301 19 382 3205
2004 2617 349 133 414 3513
2005 2712 393 208 432 3745
2006 2288 416 260 460 3424
2007 2405 433 253 462 3553
2008 2187 863 321 436 3807
2009 1747 676 595 368 3386
2009年で最も注目すべき変化として、高値による宝飾需要の大幅な減少、そしてそれにもまして、投資需要の大幅な伸びが上げられます。宝飾需要は2007年2404トンから2009年は1747トンと657トンの減少。それに対して投資需要は686トンから1271トンと585トンの増加をみています。
2010年03月03日 14:43
WGC(ワールド・ゴールド・カウンシル)発表の2009年の世界「金」需給推計によると、総供給量は3,890トン(前年比11%増)、総需要量は3,386トン(同11%減)と差し引き504トンの供給過剰だったと推計発表している。因みの前年の08年度は293トンの供給不足であった。又09年度の平均価格は972.35ドルだった(前年比12%高)。供給が増えて需要が減った大きな要因は中古スクラップの売り物が急増し、宝飾品の需要が減った所為である。金塊のバーやコインの利食いの売りが増え、反面需要の増えたのはSPDR(投資信託型上場商品)などのETF需要が595トン(前年比85%増)のほかに年金基金や各国中央政府の旺盛な投資需要が「金」価格を支えている図式となっているようだ。
2010年03月01日 16:25
チリ地震の影響で昨日は津波警報が全国津々浦々で一日が大変でしたが、チリで銅の生産で世界最大の銅山二つが一時操業停止となるなどで、今朝の銅市場は5%ほど急騰している。エル・テニエンデとアンディナの2銅山で年間生産量が61.4万トンあるそうで、その生産能力の五分の一の採掘能力が一時停止になると市場に与えるインパクトから思惑買いが出ているようだ。
2010年03月01日 16:09
週末金曜日の急騰劇の後だけに週明け22日月曜日のNY市場はアジア市場で買われた後の地合いを引き継ぎ、高く始まったものの流石に利食いに押されてしまいました。ところでロシアの2010年1月の「金」準備高が3.1トン増加していることが判明しました。ロシアは08年には68,4トン、09年は134トンの「金」保有を増やしています。国際通貨の中でドルの持ち高比率を引き下げ、「金」のシフトを増やそうとする国は、中国、インドだけではなくロシアもその代表国の一国です。2005年にロシアは外貨準備の中で「金」を10%に引き上げる方針を打ち出しておりますが,徐々にその方針を実行に移しているわけですが、仮に外貨準備の中で10%に達するにはどれ位の「金」をこれから買うようになるかを試算すると、今の「金」価格で計算すると、その量は1200トンから1300トンと見られる。今後は少なくとも600トン程度の「金」準備を増やすのではないかと市場関係者は見ているようだ(レポートは売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自でお願い致します)
2010年02月23日 16:27

先週はIMFの市場での191トンの「金」売却、米国の公定歩合の引き上げの報道が、日本時間の18日、19日と続けて朝6時半頃に報道され、そのたびにショック安を受けながら、アジア時間で実需の買いから下げ止まり、NY時間で下げ分を戻す強い地合いを見せている。米国先物のCFTCの「金」先物買いの残高は2/16発表分では動きがありませんでしたが、09年7月から12月まで1100トンほどの買い残高になっていたものが、2/9まで減り続け、約700トンの水準まで下がってきたが、400トンの量が減って僅か100ドルしか下げてないのも、地合いの強さを物語るようだ。投機筋の400トンに近い売り物を吸収していたのは実需筋の買いと思われます。09年の「金」の投資需要が1775トン、宝飾品需要が1747トンと全体に占める割合が始めて投資需要が上回ってきたように、以前の需給相場を計る物差しが中央銀行の「金」購入などで変わってきている。今回の大きなネガテイブ材料ふたつを一日で跳ね返したことで、改めて市場の買い需要が高い事に市場関係者は気が付いている。(レポートは売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自でお願いします)
2010年02月22日 15:12

NY取引時間の引け後に(日本時間朝6時半頃)、昨日はIMFの191トンの「金」を市場で売却を始めるとのニュース、今朝は米国が公定歩合を0.5%から0.75%に引き上げるニュースが流れました。二つとも「金」にとってはサプライズであり、ネガティブなビッグニュースです。昨日のIMFの発表では、利食い売りで大きく下げるかと思えば、意外に冷静なマーケットでした。市場には以前から191トンのIMFの売却予定の在庫は有って、ある意味で織り込み済みであったように、一時的に10ドル、20ドル下げてもNY時間に入ると下げた分を取り戻す上昇となりました。今朝の引け後の公定歩合の引き下げの発表後はGLOBEX先物で10ドル、20ドル一気に下げましたが、その後は下げ足が止まって、日本時間14時現在では「金」は1105ドル、プラチナは1510ドル近辺を推移している。本来は米国の金利政策の出口戦略の始まりが、最近の上昇相場の転換点になるだろうと、多くの市場関係者が見ていただけに、根強い下値の現物買いに相場の強さも感じられるようだ。実際には公定歩合は0.25%の上昇でその後にFRBからの声明で「これは貸し出しの正常化を意味し、金融政策の見直し変更を意味するものではない」と重ねて声明が出されて、実際に市場に影響を与えるFF金利は0.25%に据え置かれているだけに、FF金利が上昇しなければ影響が薄いと冷静に市場は見ているのかも知れませんが、いずれ今夜のNY市場の動向は注目される。

二つの悪いニュースが出て下げ渋る市場は、中央政府の「金」シフトや、SPDRに代表されるETFの投資用の需要がまだまだ続くであろうことと、米国の金利上昇の出口戦略が予定よりも早く始まり、ドル金利上昇の双方の綱引きをどう見るかにあるようだ。国内価格は公定歩合引き上げを受けて92円台に入るドル高円安となり、海外価格は下落しても1g当たりの価格は逆に上昇している。因みに今のドル建て価格が同じであっても、1円の為替の差によって「金」は1g当たり35円、プラチナは1g当たり49円ほど動きます(レポートは売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自でお願い致します)
2010年02月19日 15:11
国際通貨基金(IMF)は17日、融資原資の確保を目的に昨年開始した総額403.3トンの「金」売却計画について、残り191.3トンを段階的に市場で売却し始める方針を明らかにした。「金」市場の混乱を防ぐため、売却は「時間をかけて段階的に」実施するとしている。発表を受け、「金」現物は日本時間18日朝の取引で急落。(日本時間午前10時現在)、1オンス=1101ドル付近で推移している。IMFは昨年、途上国向け融資の原資を確保する目的で保有する金の約8分の1に相当する403.3トンを売却すると発表した。これまでは先着順で売却され、売却先は中央銀行に限られていた。すでにインド、モーリシャス、スリランカの中央銀行がIMFから合計212トンの「金」を購入した。 過去2年間で金の価格は20%上昇した。「金」現物は1月20日に最高値の1126.85ドルを記録した後、下落している。 IMFのトゥウィーディ財務局長は、市場外での「金」売却の可能性はまだ残っているとしつつも、「市場での売却開始にも向かっている」と語り、売却は市場価格に基づくとの考えを示した。フォレックス・ドット・コムの為替ストラテジストは、市場はIMFによる「金」売却を織り込み済みだったため、発表を受けた金相場の下落は反射的な反応で、中期的には大きな影響はないと指摘した。(ロイターの記事より抜粋しました、売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自でお願い致します)東京時間午後3時現在では、1g当たり3223円(31円安)、プラチナは4418円(70円安)、GLOBEX先物は1115ドル(14ドル安)、1513ドル(23ドル安)で推移している。
2010年02月18日 15:17
中国の自動車販売の1月の実績が165万台と前月比7%の伸びを示した事などを好感され、昨夜のNY市場ではプラチナ、パラジュームが上昇しPTは1500ドルを2/4以来に回復した。ギリシャやEUの財政危機に対してドイツから救済の提案が表面化して、EUのソブリンリスクに対して一定の歯止めが出来るのではとの観測から投資家のリスク許容度が高まり、原油など商品、穀物、株式と買われた流れで、ユーロが対ドルに於いて久々に反発するなど、売られ過ぎの感のあったPTにも見直し買いが入ったようだ。また米国主要500社の09年10月ー12月の純利益が前年同期比で約3倍の数字に回復する発表が市場のセンチメントを盛り上げたようだ。増益は07年7-9月以来続いた減益が10四半期振りにプラス転換となり、転換点になるものと期待されているようだ。一方日本の自動車大手7社の10年3月期の決算はリコール費用がかさむトヨタを除き、6社が営業黒字で前期比から1兆円の改善が見込まれるようだ。忠司企業側のリストラと変動経費の削減と政府支援策による販売好調が寄与しており、本格的な景気回復にはまだ早いものと慎重な見方が多い。いずれにしろギリシャ、EUの財政問題に目途が立ち、自動車販売に明るい見通しがあることには、プラチナ相場には良い風が吹き始めているかもしれない(レポートは売り買いをお薦めするものではありません、ご判断は各自の責任にてお願い致します)
2010年02月10日 16:31