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= 10月のプラチナ販売量過去最高! =大手地金商の田中貴金属では、10月の個人向けの投資用プラチナ地金の販売量が前年同月比で約17.6倍と大きく膨み、過去最高を記録。わずか1ヶ月間で昨年の年間販売量の約1.3倍を記録したそうです。1グラム当たりの価格は10月の月間平均が3058円(税別)と前月に比べて約1300円という大幅下落となり、2005年5月以来の低水準となったことから、割安とみた国内の個人投資家が一気に買いを膨らませているようです。バーゲンハンターは日本人の特徴ですが、キャッシュリッチな個人資産化が財産の分散と考えて長期スタンスで買い向っている姿が見えます。株式市場も外国人の売りと個人の買いで下方向に緩やかな下落均衡を保っているようですが、これも配当率が5㌫前後の優良会社に長期で投資している賢さが垣間見えます。
2008年11月20日 17:40
英国貴金属大手のJM(ジョンソンマッセイ)社は昨日2008年プラチナの世界需給見通しを発表した。これによると2008年のプラチナの世界供給が7.5トンの供給不足になるようだ。世界の供給の8割を占める南アの電力不足や製練所の操業停止などの影響が響き、昨年以来連続の供給不足で不足幅は前年の3.7トンの倍に当たる。世界供給は前年比4㌫減の195.3トンを見込んでいる。需要量は2㌫減の202.8トンを見込んでいる・宝飾需要が低迷したが、自動車排ガス触媒向けは新興国の自動車生産の増加で先進国の生産落ち込みを若干カバーしてようだ。今後半年間の国際価格は1オンス700ドルから1400ドルで推移すると予想している。これを受けて昨夜のNY市場では800ドル前半から反発して時間外取引の日本時間19日12時半現在では860ドルで推移している。今晩の米議会の民主党が提出した自動車ビッグスリーへの公的資金からの低利融資の採決の行方が注目される。
2008年11月19日 12:36
世界の金融市場はゼネラル・モーターズ(GM)の動向に極めて神経質になっており、米民主党はそれを念頭に、GM、フォード・モーター、クライスラーのビッグスリーに対して総額250億ドルの融資を可能にする救済を上院に提出した。法案によると、融資の期間は10年で、長期にわたる企業存続を確実にするために資金を用いることができるとしているが、19日には公聴会が行われ議会の裁決が出るようだ。これからの金融市場、景気、雇用に大きな影響がある、「ビックスリー救済の問題点」は大きく以下の3点があるようだ。自動車の触媒需要の見通しに大きな影響を持つプラチナ相場は最も神経質にこの成り行きを見守っている。
(1)モラルハザード
なりふり構わない米国の自動車業界の救済方法は私企業の経営失敗を税金で補うというモラルハザードを招くという批判があります。
(2)WHO問題
欧州では5兆円規模の自動車業界支援が行われる予定ですが、こちらは低利融資の形を取る模様です。そうしますと、借入れでない米国の自動車産業との間にハンデが生まれます。そこで欧州では米国が支援を決定したら『WHOに提訴する』といっています。
(3)かつての米国の航空業界のように破産法適用による業界再編成すべきとか、日本の民事再生法を適用すべきという意見、つまり倒産させろという意見も出ています・・・。GM、フォード、クライスラーのビッグスリーは議会に対し、彼らが25万人を雇用している上、直接および間接的に全米で400万人以上の雇用を支えているため、企業の健全性が米経済にとって重要な意味を持つと訴えている。19日以降の世界金融市場に9月のリーマン・ブラザーズ破綻の時の激震が再び走るか、安堵感が生まれるか世界が固唾を飲んで注目している。「金」プラチナ市場も市場参者、取引量が極端に少ない中、ジョンソンマッセィ社の半年毎の需給見通しレポートの発表と共に大きな注目を集めている。

2008年11月18日 16:48

プラチナ相場が依然低迷している。大きな原因が景気低迷に関わる自動車産業の不調による生産の落ち込み、触媒需要の減退であるが、ガソリンの高騰が車離れを米国のみならず、新興国にも波及して自動車業界を圧迫しており、米国の星条旗とも称されるGMさえも来年半ばには手元運転資金不足に陥る見通しで、存亡を賭けた米政府への公的資金の注入要請が政府、議会を巻き込み、オバマ次期大統領が一昨日のブッシュ大統領を訪問しての会談ではGM問題に時間を費やした模様です。GMの破綻は米自動車産業の直接雇用規模(部品を含む)の100万に又裾野産業を含めると1300万人の雇用機会を奪う社会問題に発展する懸念と自由経済社会を歪める支援の不公平とに米国は揺れておりますが、万一にも破綻に道に踏み込んでしまうと、プラチナ相場には大きな売り材料となって600ドル台を目指すシナリオも考えられます。日本の自動車業界もトヨタの利益1兆円の下方修正の発表のように、どしゃ降り状態です。14日からワシントンで開かれるG20カ国緊急経済会議に注目が集まっております。反面147ドルから60ドル割れの原油下落はガソリンコストの下落で車の小型化や環境対応車などへの移行への国の資金支援などある程度の底は見えつつあるとの市場参加者の認識が見えつつありますが、ヘッジファンドの資金回収、縮小などや宝飾需要の中国、日本の実需がこの安値でどのようなスタンスになるかも含めて、世界経済の回復基調が大きく鍵を握っているようです。

2008年11月12日 12:11
「リベラルなアメリカも保守的なアメリカもない。黒人のアメリカも白人のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ。」と第44代米国大統領となったバラク・オバマ氏は格調高い演説で国民に訴えた。さて現在の金融危機、世界経済の再建に新大統領への期待は世界的に高い。オバマ大統領となっての「金」プラチナ相場の先行きを展望してみたい。今回の金融危機は1930年代の大恐慌以来と言われるが、大統領選も当時の状況と重なる面がある。1929年10月の株価大暴落をきっかけに米国は未曾有の不況に陥るが、当時のフーバー大統領(共和党)は有効な手を打てないまま事態は深刻化した。そして1932年の大統領選で再選をめざしたものの、民主党のフランクリン・ルーズベルトに大敗を喫したのだた。翌1933年に大統領に就任したルーズベルトはあの有名なニューディール政策を推進、ダム建設など公共事業や雇用拡大で経済立て直しを図った。同時にラジオを通じて国民に語りかける「炉辺談話」で国民の支持を固めていった。そんなことから、ブッシュ大統領をフーバーに、オバマ氏をルーズベルトに見立てる向きもあり、期待も大きいがまず当初の課題はGM・クライスラーの合併、金融支援の問題がプラチナ相場に大きな関わりを持ってくる。ブッシュ政権は公的資金の注入は拒否したものの、環境対応車対策を支援する為250億㌦(約2兆5千億円)の低利融資を決めたが、オバマ氏は融資枠を500億㌦に積みます構想に賛同しており、全米自動車労組が民主党オバマ氏を支持したこともあり、GMとクライスラーとの合併協議にも関与して公的支援の拡大も視野に入ってくると、自動車産業、プラチナ価格にはプラスに作用する要因となる。「金」相場に関しては最近の景気減速からインド.トルコなどの10月の輸入量が落ち込んでいる点が気がかりです。、『インドの10月の金輸入量は前年同月比27%減の44トン』(ボンベイ・ブリオン協会幹部)、『トルコの10月の金輸入量は前年同月比93%減の1トン(※前年同月は13.9トン、前月は29.7トンだった)』(イスタンブールのディーラー筋)といった具合だ。インドは、今年の場合は、ドル急伸・インド通貨“ルピー”急落の影響でインド国内のルピー建て金価格が高騰、需要が減退したと推察されるなど通貨ルピーの安定、ムンバイ株式市場の回復など経済的要因に大きく左右されるが、オバマ氏が国内雇用の減少につながる北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しを示唆するなど、自由貿易協定(FTA)締結に懐疑的な姿勢であったり、「中国からの輸入を条約や法律に触れぬように監視する」といった事を米繊維業界に文章を送っていたことなどから、伝統的な民主党の保護貿易色が強まると、インド・中国の輸出低迷、摩擦がインド.中国の「金」の需要に影を落とすなどのマイナス要因が経済対策によって起こることも想定したい。加えてドル対ユーロの為替変動も注意して行きたい。ユーロ高は常に「金」プラチナ相場にはプラス要因として作用しており、「金」ETFの需要の多い欧州はユーロが強い事がETF の残高を積み上げるプラス要因で働いている。1月20日の就任を前にして早くもオバマ政権は実質的にスタートしているのだが、雇用の拡大、景気対策に思い切った踏み込みをしてゆくならば、株式市場の上昇、ドルの安定とともに余裕資金が他の商品相場に波及し、又個人消費の拡大の波及とプラス効果を生み出し大きく低迷したプラチナ相場にも底打ち上昇の期待が膨らんでくる。(相場判断は個人責任にてお願いいたします)
2008年11月06日 14:17
プラチナ相場が相変わらずの下値模索が続いている。1999年以来上昇を続けたプラチナ相場は、本年3月6日にNY市場で2271ドル(国内価格は1グラム7500円)の史上最高値以来、本日11月4日のドル建て1オンス810ドル(国内価格1グラム当たり2576円)と大幅な下落を続けています。3月からは下落基調の中で、僅かに買い戻しの場面があっても続かずに、値を崩し既に9年間の上昇分の1オンス1880ドルの内、高値2271ドルから1461ドルの下落は上げ幅の78㌫の調整。1グラム当たり上昇分の6000円は3月の高値から4924円の下落を演じ、下落率は82㌫の調整を見たことになる。下はNYプラチナの下落トレンドです。

一方、原油が1オンス147ドルの高値から本日の63ドルの下落は約60㌫の下落率、大豆、小麦の高値から約50㌫下落から見ても、プラチナの下げ幅の大きいの目立ちます。因みに「金」は高値1オンス1031ドルから本日の724ドルまで約30㌫の下落幅です。プラチナの大幅下落の背景は、自動車の売上不振によるプラチナ触媒需要の大幅な落ち込みです。触媒需要はプラチナの全需要の60㌫以上を占めるだけに、深刻な大打撃となった訳です。昨日発表になった10月米自動車販売台数は前年比31.9㌫減の83万台と25年8ヶ月振りの落ち込みとなり、加えてGM/クライスラー合併に関わる公的資金による融資を米財務省が拒否した事も伝えられ、益々今後の展望に不透明さを加えている。国内自動車業界もトヨタを始め販売台数見通しを下方修正している。

2008年11月04日 16:57

東京株式市場は10月28日の7100円台から30日の9029円まで3日間で約2000円ほど買い戻されている。ドル・円は週初の90円台から、98円台に急激にドルが買い戻されて円安となっている。NY株式、アジア株式も同様の動きで投資家にリスクをとる余裕が生まれ、原油も1オンス61ドルから69ドルに買い戻され、穀物・商品も買い戻された流れで、「金」プラチナも買戻しの流れにあります。10月10日に1オンス936ドル(1グラム2929円)あった「金」価格は10月24日には1オンス681ドル(1グラム2104円)の安値まで僅か2週間の内に27㌫程急落。まさに奈落の底、どこまで続く泥濘ぞ・・・との流れが今週になって変わってきました。各国の協調した金利引下げ、公的資金の注入などが毎日のように発表され、換金売り一方の市場の恐怖感が落ち着きをやや取り戻し、底値を買おうという欲望心理が市場関係者、投資家に生まれてリスクをとる動きが出てきました。本日30日6時現在では海外ドル建て時間外取引は1オンス774ドル(1グラム2457円)と上昇基調にありますが、今晩の米国のGDP発表次第で、株式、ドルの流れとともに左右されそうです。
チャート分析から見ると「金」は1オンス936ドルから681ドルまで下げた下げ幅255ドルの3分の1戻し水準が766ドルに当たり、現在この水準を推移しているが、ここを固められると2分の1水準の808ドルを試す展開に転じる可能性がある。グラム価格の短期のチャートを見ると10月10日の2939円から2104までの下げ幅835円の3分の1戻しが2380円であり本日の時間外で到達しているがこの水準を固めると2分の1戻しの2525円を目指す展開が考えられる。3分の1戻し水準を固めきれずに下落基調になり2104円を再度割る事になれば更なる下値模索も考えられる。(相場の判断は各自のご判断でお願い致します)
2008年10月30日 18:45
東京株式市場が7162円と26年ぶりの安値に沈んだドル円は夕方6時現在で92円半ばと大幅な円高水準である。世界各国の惨状は連日の報道の通りですが、CRB商品指数は256ポイントと4年2ヶ月ぶりの安値。暑かった今年の夏の7月には473ポイントの高値から46㌫下落している。CRB構成の19品目の内最も構成比の高い原油は147ドルの高値から本日は61ドル台と60㌫近い大幅下落だ。資源国景気に湧いたこの夏からほんの2ヶ月の間に、ロシア・豪・NZ・ウクライナ・ブラジルなど資源、穀物産出国の通貨、株価は目を覆うばかりだ。そんな中で大手地金商の田中貴金属ではこの9月以降金地金の売上が急増しているらしい。大手地金しょうが国内で販売した金地金は1-9月で35トンになるそうです。バーゲンハンターである日本人の投資行動として注目に値する。金融危機が一段落するまではファンドの売りに押される展開が続くと見る動きが多数だが、BRICSを中心とした30億人の人口は依然として食料を求め、国はインフラ、産業促進として原油を始め非鉄金属が必要であり、豊かになった国民はより豊かな生活を求める、先進諸国8億人の民が第2次大戦後の経済生活をなぞって来るのは間違いのない事で、転機となるものを世界が待望しているのかも知れない。「金」プラチナもこの流れの中から抜け出す事は出来なさそうだ。
2008年10月27日 19:21
円が97円台ユーロが124円台に円高が進んでいます。ユーロ安は「金」プラチナと相関関係にあり、ユーロが強いと「金」プラチナが高い動きを続けていましたが、昨今の急激なEC諸国の景気減退、銀行の国有化などが続き、ECに根強い「金」ETFの需要や自動車の販売の不振に拠る触媒需要の落ち込みから、プラチナも低迷する相関関係ですが、連日伝えられる金融不況は実体経済の落ち込みを伝えるようになり、世界経済のメトルダウン(炉溶解)の様相に問答無用の売り物、所謂換金売りですが、買手不在のままに大きく値を下げ、「金」節目の739ドルを支えきれず2007年9月以来の714ドル近辺。プラチナも節目を再度割り827ドル近辺と東京工業品のプラチナは2004年7月以来の1グラム2600円を割り込んでいる。100年に一度の大恐慌の前触れの前には、問答無用の換金売りが続き、買手不在のままに下げている流れとなっているようだ。
円・ユーロチャート
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| *チャートは直近60日の仲値を表示しています。 |
現在の1オンス800ドル近辺の場合の1円の円高は1グラム26円の価格変動要因になりますので、1グラム価格は円高が進むと更に安くなってしまいます。現在の金融システムが落ち着くまで投資家のリスク許容度は下がりキャッシュを手元に置くようになりますが、この人の心を支配している恐怖感が欲望に転じるときに又転機が来るのだと思います。そんな繰り返しの歴史をふと思い起こしたりします。欲望とはこんなに安ければ買っておこうと思う投資家、不安な時代に財産を実物資産に変えようとする個人の心理、こんなに安い材料で宝飾を作ろう、触媒の原料を安い今手当てしておこうという心理が生まれてくる事です。下は円高ドル安の流れのチャートです。2007年9月頃には120円に近い水準で推移していた円・ドルは再度97円台に入っている流れです。
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| *チャートは直近60週の仲値を表示しています。(証券会社のグラフを借用しています) |
(相場の判断は各自でお願い致します)
2008年10月23日 20:13
欧米各国での公的資本の注入に始まり世界中の銀行に資金注入され始め日本でも金融機能強化法が改正され資金投入に準備を始めました。今やまさに世界金融恐慌の入り口で食い止められるか、未曾有の事態となるのか誰にも判りませんが、各国首脳が知恵を絞って食い止めようと必死の毎日です。さて、この事態の「金」相場ですが10/10に939ドルまで盛り返した「金」は先週急落しリーマン・ショック前と同じ1オンス700ドル台に逆戻りしました。「金」は通過の側面を持つ安全資産といわれてきましたが、その定義が覆されそうな、昨今の金融危機の世の中です。この波乱を分析すると売り手はヘッジファンド、そして買手は個人と両極に明確に分かれるようです。まず売り手のファンドですが、銀行が与信を厳しくした結果、現金化を迫られたファンドの換金売りが続いている。先月には約800トンに積み上がっていたと思われるファンドの手持在庫は400トンを大きく下回っていると言われている。因みに800トンの平均コストは790ドル近辺と推定されている。1032ドルの高値から3割下げた張本人の売り手はまさにファンドですが、流石に売り玉が減ってきているようです。買手の個人は欧州を中心とする個人ですが、欧州の人たちの間には財産の1割は「金」で持つ分散投資の習慣があり、昨今の金融不安,恐慌の懸念が更に一層高まり、金貨や宝飾の形で持つインド人と同じ様な需要が最近高まり、欧州では金貨不足が今深刻だそうです。最後のよりどころとして「金」を個人が見直し買いをしているのです。ファンドと個人の両極が相場のバランスをとっているという歴史的に初めての現象が今の相場下落を小幅に留めていたとも分析できます。因みに原油は高値147ドルから半値以下に下がりましたが、「金」は2割安で留まっております。ETFの「金」現物投資の残高が積みあがっているのも個人の長期投資資金の流入です。しかしながら懸念すべきは原油、穀物などの更なる値下がりが続くと世界のインフレ懸念はデフレ懸念に転じかねず、インフレに強い「金」は利息を生まない欠点がありデフレには弱いといわれます。昨日米FRBのバーナンキ議長は一層の金融緩和を提言したのはデフレ懸念を恐れての発言と言われます。ファンドのポジション調整の売りはやがて収まる物と推量されるが今後は実体経済の行方が相場の鍵となってゆくのかもしれない。プラチナが1オンス2200ドルの高値から下落して「金」と100ドルの差に接近している事も気になることです。「金」とプラチナの価格の逆転は景気低迷期に起こる経緯がある。

2008年10月21日 15:01